丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.08.07 Data :CF1G-2
画像数が多いので2回に分けた。その2回目。
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エイザンスミレ(叡山菫) スミレ科スミレ属
Viola eizanensis
画像27
ヤブラン(藪蘭) ユリ科ヤブラン属
Liriope muscari
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ハエドクソウ(蝿毒草) クマツヅラ科ハエドクソウ属
Phryma leptostachya subsp.
asiatica
初見の植物だった。まったく見当が付かなかった。よしゆきさんの
松江の花図鑑の花図鑑を見た。花図鑑のナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)が、似ていた。説明文を読み、豊富な画像と比較し、「ハエドクソウ」とした。
しかし、木陰で薄暗い場所の花の小さな植物。機会があったら、しっかりと観察する必要があるだろう。
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雰囲気が、フキバッタ??
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ヤブラン(藪蘭) ユリ科ヤブラン属
Liriope muscari
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フクラスズメ 凶暴なやつ。2012年には、1本のコアカソ(小赤麻) に3匹たかっているのを見た。1匹が振動し始めたら、他の2匹も振動を始めた。異様な光景だった。
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コアカソ(小赤麻) の雌花だろうか。本来は雌花序になるはずである。
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キツネノボタン(狐牡丹) キンポウゲ科キンポウゲ属
Ranunculus silerifolius var.
glaber
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オオバジャノヒゲ(大葉蛇髭) ユリ科ジャノヒゲ属
Ophiopogon planiscapus
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コアカソ(小赤麻) イラクサ科カラムシ属
Boehmeria spicata
画像40 コアカソの葉上のクモ
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キツネノカミソリ(狐の剃刀) ユリ科ヒガンバナ属
Lycoris sanguinea
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キンミズヒキに乗っているフキバッタの幼体??(イナゴ科)
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キンミズヒキ(金水引) バラ科キンミズヒキ属
Agrimonia pilosa var.
viscidula
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LAMIACEAE シソ科の植物
P8071355.JPG 10:56 割愛
LAMIACEAE シソ科の植物だと思うが、当時、同定できなかった。
アキノタムラソウ(秋田村草) シソ科アキギリ属
Salvia japonica が候補に挙がったが、不明のままである。
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キツネノボタン(狐牡丹) キンポウゲ科キンポウゲ属
Ranunculus silerifolius var.
glaber
キツネノボタンとしたが、キンポウゲ科キンポウゲ属の植物で間違いはないと思う。しかし、要領を得て、じっくりと観察をした訳でない。
金平糖のような形の果実を見て、キツネノボタンと思ったが、ケキツネノボタン(毛狐牡丹)の可能性もある。
GKZさんの
GKZ植物事典のケキツネノボタンの解説によると、
解説
ケキツネノボタンはキンポウゲ科の多年草である。概して田の畦等に自生の見られる野草である。草丈は50㎝前後程度に。葉は3出複葉で、小葉はさらに3裂し、鋸歯を見せる。同属のキツネノボタンと葉姿・花姿共に良く似ていて、同じような場所に自生が見られる。ただ、茎・葉柄に開出毛が多く見られ、花茎が短くなる。3~7月頃、径1㎝前後程度の黄色い5弁花を開く。
とある。
経験が少なく、勘の働かない私には、「茎・葉柄の開出毛の多少」、「花茎の短かさ」などを見極めることは難しいことである。キツネノボタンは、次にじっくりと観察できる機会まで、「当(あ)たらずと雖(いえど)も遠(とお)からず」である。
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