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フィールドワークの未整理画像

フィールドワークの未整理画像を、私的索引と併せて、活用できるようにしたい。と、思い忍者ブログの場を借りて、整理を始めた。 標準的な和名で整理を進めるつもり。その、同定については、「当たらずといえども遠からず」が目標である。 上手く整理できたら、過去の山岳地帯での、フィールドワークの未整理画像も整理してみたいと思っている。 「画像、植物名などに、極端な誤りがありましたらご指摘いただけるとありがたいです」

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2011.08.07 -2

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.08.07          Data :CF1G-2
画像数が多いので2回に分けた。その2回目。



画像26   
エイザンスミレ(叡山菫) スミレ科スミレ属 Viola eizanensis



画像27   
ヤブラン(藪蘭) ユリ科ヤブラン属 Liriope muscari



画像28   


画像29   
ハエドクソウ(蝿毒草) クマツヅラ科ハエドクソウ属 Phryma leptostachya subsp. asiatica

初見の植物だった。まったく見当が付かなかった。よしゆきさんの松江の花図鑑の花図鑑を見た。花図鑑のナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)が、似ていた。説明文を読み、豊富な画像と比較し、「ハエドクソウ」とした。
しかし、木陰で薄暗い場所の花の小さな植物。機会があったら、しっかりと観察する必要があるだろう。



画像30   
雰囲気が、フキバッタ??



画像31   
ヤブラン(藪蘭) ユリ科ヤブラン属 Liriope muscari




画像32   
フクラスズメ 凶暴なやつ。2012年には、1本のコアカソ(小赤麻) に3匹たかっているのを見た。1匹が振動し始めたら、他の2匹も振動を始めた。異様な光景だった。



画像33   
コアカソ(小赤麻) の雌花だろうか。本来は雌花序になるはずである。



画像34   


画像35   


画像36   
キツネノボタン(狐牡丹) キンポウゲ科キンポウゲ属 Ranunculus silerifolius var. glaber



画像37   


画像38   
オオバジャノヒゲ(大葉蛇髭) ユリ科ジャノヒゲ属 Ophiopogon planiscapus



画像39   
コアカソ(小赤麻) イラクサ科カラムシ属 Boehmeria spicata



画像40   コアカソの葉上のクモ




画像41   


画像42   
キツネノカミソリ(狐の剃刀) ユリ科ヒガンバナ属 Lycoris sanguinea



画像43   


画像44   
キンミズヒキに乗っているフキバッタの幼体??(イナゴ科)



画像45   
キンミズヒキ(金水引) バラ科キンミズヒキ属  Agrimonia pilosa var. viscidula



画像46   


画像47   


画像48   
LAMIACEAE シソ科の植物
P8071355.JPG 10:56 割愛

LAMIACEAE シソ科の植物だと思うが、当時、同定できなかった。
アキノタムラソウ(秋田村草) シソ科アキギリ属 Salvia japonica が候補に挙がったが、不明のままである。



画像49   


画像50   
キツネノボタン(狐牡丹) キンポウゲ科キンポウゲ属 Ranunculus silerifolius var. glaber

キツネノボタンとしたが、キンポウゲ科キンポウゲ属の植物で間違いはないと思う。しかし、要領を得て、じっくりと観察をした訳でない。
金平糖のような形の果実を見て、キツネノボタンと思ったが、ケキツネノボタン(毛狐牡丹)の可能性もある。
GKZさんのGKZ植物事典のケキツネノボタンの解説によると、
解説
ケキツネノボタンはキンポウゲ科の多年草である。概して田の畦等に自生の見られる野草である。草丈は50㎝前後程度に。葉は3出複葉で、小葉はさらに3裂し、鋸歯を見せる。同属のキツネノボタンと葉姿・花姿共に良く似ていて、同じような場所に自生が見られる。ただ、茎・葉柄に開出毛が多く見られ、花茎が短くなる。3~7月頃、径1㎝前後程度の黄色い5弁花を開く。
とある。
経験が少なく、勘の働かない私には、「茎・葉柄の開出毛の多少」、「花茎の短かさ」などを見極めることは難しいことである。キツネノボタンは、次にじっくりと観察できる機会まで、「当(あ)たらずと雖(いえど)も遠(とお)からず」である。

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2011.08.07 -1

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.08.07          Data :CF1G-2
画像数が多いので2回に分ける。



画像 1   


画像 2   
クサギ(臭木) クマツヅラ科クサギ属 Clerodendrum trichotomum
画像 P8071163.JPG 割愛



画像 3   
ユウゲショウ(夕化粧) アカバナ科マツヨイグサ属 Oenothera rosea
別名 アカバナユウゲショウ

初見は、普段の散歩の途中。この日、丘陵地帯のやや人間臭い場所で見かけた。路上に生えていた。
花期が長い植物のようだ。



画像 4   
 


画像 5   
ハキダメギク(掃溜菊) キク科コゴメギク属 Galinsoga quadriradiata

ユウゲショウ(夕化粧)のちょっとした色香や、涼しさを感じる漢字表記に対して、ハキダメギク(掃溜菊)の漢字表記はそのまま現実感がある。
ハキダメギクの和名の由来は、窒素分の多い土壌を好むことによるということを聞いたことがある。
この丘陵地帯では、人間臭い場所と、獣臭い場所の境で見られる。



画像 6   
不明   ヤハズソウ(矢筈草)

一見して、マメ科の植物と判断したのだが、この時点では未同定。花を見れば見当が付くかもしれないと思った。
2012年はまったく生えなかった。
2013年に数メートル離れた場所に生えた。観察の結果、ヤハズソウと判明した。

ヤハズソウ(矢筈草) マメ科ヤハズソウ属 Kummerowia striata




画像 7   
カナムグラ(鉄葎・金葎・葎草) アサ科カラハナソウ属 Humulus scandens

カナムグラは、綱引きをする(?)と、手強い相手である。
2012年の春には子葉を見ることができた。



画像 8   


画像 9   


画像10   


画像11   
コアカソ(小赤麻) イラクサ科カラムシ属 Boehmeria spicata

2011年6月から、葉の先端が亀の尾状に伸びる形が気になっていた。この日の観察で、コアカソと同定できた。イラクサ科の存在も知った日である。



画像12   


画像13   


画像14   


画像15   
ダイコンソウ(大根草) バラ科ダイコンソウ属 Geum japonicum



画像16   
スケバハゴロモ(透羽羽衣)

時々見かける。今までは、翅が朽ち抜けているように見えた。また、動かないので、蛾の死骸と思っていた。
整理するのに当たり、Webで調べたら、「スケバハゴロモ」らしい。
翅がないように見えたのは、翅が透けて見えたためだった。
蛾のように見えたが、スケバハゴロモ(透羽羽衣)は、蛾や蝶のチョウ目(鱗翅目)の昆虫ではなかった。カメムシ目(半翅目)、ヨコバイ亜目のハゴロモ科の昆虫だった。

ヨコバイ亜目には、セミ科・ハゴロモ科・アオバハゴロモ科・アワフキムシ科・アブラムシ科などが含まれる。
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)の「進化しんかする昆虫図鑑こんちゅうずかん」から、カメムシ目(半翅目)、ヨコバイ亜目のページで、エゾハルゼミ、スケバハゴロモ、ホシアワフキと見比べたら同じような顔をしていた。

なお、調べついでに、カメムシ。カメムシもカメムシ目(半翅目)だが、ヨコバイ亜目とは別の亜目。カメムシ目(半翅目)、カメムシ亜目の中で、いくつかの科に分かれている。



画像17   


画像18   
雰囲気がササキリの幼虫(キリギリス科)



画像19   ウツギ 果実
ウツギ(空木) アジサイ科ウツギ属 Deutzia crenata
別名 ウノハナ。また、ビロードウツギという呼び名もあるとのこと。



画像20   


画像21   
ミズタマソウ(水玉草) アカバナ科ミズタマソウ属 Circaea mollis



画像22   
キツネノボタン(狐牡丹) キンポウゲ科キンポウゲ属 Ranunculus silerifolius var. glaber

キツネノボタンについては、2011.08.07 -2 の文末を参照のこと。



画像23   


画像24   
ノブキ(野蕗) キク科ノブキ属 Adenocaulon himalaicum



画像25   
不明、未整理

画像25の植物、その後、答えは出たのだが、この稿の執筆時点では思い出せない。

2011.07.24

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.07.24          Data :CF1G-2

画像 4~画像 5 東の尾根
画像12~画像13 北のこぶ
画像14~画像19 北の湿地


画像 1  


画像 2  


画像 3  
ダイコンソウ(大根草) バラ科ダイコンソウ属 Geum japonicum


画像 4  


画像 5  
リョウブ(令法) リョウブ科リョウブ属 Clethra barbinervis


画像 6  


画像 7  
ジャノヒゲ(蛇髭) ユリ科ジャノヒゲ属 Ophiopogon japonicus


画像 8  
ヤブレガサ(破傘) キク科ヤブレガサ属 Syneilesis palmata


画像 9  


画像10  


画像11  
ジャノヒゲ(蛇髭) ユリ科ジャノヒゲ属 Ophiopogon japonicus


画像12  


画像13  
腹部がずんぐりしたトンボ


画像14  センダン 果実


画像15  
センダン(栴檀) センダン科センダン属 Melia azedarach

センダンは、落葉高木。本来、国内では、暖地の海岸近くに生える。とのことで、基本的には自生はないようだ。

多数の淡紫色の小さな花や、落葉後の黄褐色果実など、それぞれの時季によく目立つ樹である。もっとも、この丘陵地帯の私が散歩する極狭い範囲では、センダンを、まだ2本しか見ていない。
この丘陵地帯のセンダンは、かつての鳥の落し物か、人為的なものと、思われる。果実が沢山落ちるのだろうが、実生の子供には気が付かなかった。

この場所で、2011年6月12日に初めて花を見た。薄紫の色のきれいな花だった。早速、撮影した。が、風に揺れて、撮影は失敗だった。その数日後、立ち寄った幼稚園の園庭で、偶然に、同じ花を見た。樹の名前を尋ねたら、S先生が、「センダン」と教えてくれた。そんなことがあって、センダンの名前を憶えられた。

画像14~画像15のセンダンは2012年の4、5月に伐採されてしまった。伐採により日向が増えたので、北の湿地の一角の植生も変化することと思う。


画像16  ヤブカラシの葉を食うマメコガネたち


画像17  


画像18  
ヤブカラシ(藪枯)とマメコガネ(豆黄金)

ヤブカラシ(藪枯)の葉に小さな甲虫が数匹たかっていた。ヤブカラシの葉を夢中で食っているように見えた。周りのヤブカラシの葉もこの小さな甲虫だらけだった。


画像19  
マメコガネ(豆黄金)
甲虫目 カブトムシ亜目 コガネムシ科 スジコガネ亜科

コガネムシの類であろうと思った。そして、群れていて、小さいので、子供かなと思った。未整理画像を整理するのに当たって、川邊 透さんの昆虫エクスプローラ、「見た目からさがす(虫マトリックス)」で調べたら、マメコガネが出てきた。この大きさで、成虫のようだ。

2011.07.17

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.07.17          Data :CF1G

画像 3~画像 4 主尾根
画像 5~画像10 北のこぶの東尾根、北支尾根



画像 1  ダイコンソウの果実


画像 2  ダイコンソウ 花と果実
ダイコンソウ(大根草) バラ科ダイコンソウ属 Geum japonicum


画像 3  
ジャノヒゲ(蛇髭) ユリ科ジャノヒゲ属 Ophiopogon japonicus
別名 リュウノヒゲ(龍髭)

線形の葉が細いので、ホソバジャノヒゲと憶えてしまった。しかし、葉が細いのが標準で、ジャノヒゲ(蛇髭)と呼ぶようだ。


画像 4  
ムラサキシキブ(紫式部) クマツヅラ科ムラサキシキブ属 Callicarpa japonica


画像 5  


画像 6  


画像 7  


画像 8  
トウギボウシ(唐擬宝珠)ユリ科ギボウシ属 Hosta sieboldiana
別名 オオバギボウシ(大葉擬宝珠)


画像 9  
ノシメトンボ

「アキアカネ」と思っていたが、記載に当たり、Webで確認したら、「シメトンボ」らしい。
シメトンボも、アカトンボ亜科で、いわゆるアカトンボの仲間。翅(はね)の先が黒いことも、特徴の一つのようだ。


画像10  
ルリボシカミキリ

Webで調べたら、「ルリボシカミキリ」らしい。
私のような素人には、川邊 透さんの昆虫エクスプローラはありがたい。「見た目からさがす(虫マトリックス)」のお陰で、「ルリボシカミキリ」らしいと見当が付いた。
手ブレの画像だが、参考になるので掲載しておく。

2011.07.10

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.07.10          Data :CF1G

画像 3~画像 5 北の湿地付近



画像 1  


画像 2  
オオバジャノヒゲ(大葉蛇髭) ユリ科ジャノヒゲ属 Ophiopogon planiscapus

木陰の薄くらい場所で、少し風に揺れると、撮影困難。同属のジャノヒゲ(蛇髭)よりも線形の葉の幅が明らかに広い。
この場所で見られる、ヤブラン(藪蘭)、キツネノカミソリ(狐の剃刀)に先駆けて開花した。


画像 3  


画像 4  


画像 5  
ヤブカンゾウ(藪甘草・藪萱草) ユリ科ワスレグサ属 Hemerocallis fulva var. kwanso

プロフィール

HN:
権兵衛
性別:
非公開

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