丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.08.07 Data :CF1G-2
画像数が多いので2回に分ける。
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クサギ(臭木) クマツヅラ科クサギ属
Clerodendrum trichotomum
画像 P8071163.JPG 割愛
画像 3
ユウゲショウ(夕化粧) アカバナ科マツヨイグサ属
Oenothera rosea
別名 アカバナユウゲショウ
初見は、普段の散歩の途中。この日、丘陵地帯のやや人間臭い場所で見かけた。路上に生えていた。
花期が長い植物のようだ。
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ハキダメギク(掃溜菊) キク科コゴメギク属
Galinsoga quadriradiata
ユウゲショウ(夕化粧)のちょっとした色香や、涼しさを感じる漢字表記に対して、ハキダメギク(掃溜菊)の漢字表記はそのまま現実感がある。
ハキダメギクの和名の由来は、窒素分の多い土壌を好むことによるということを聞いたことがある。
この丘陵地帯では、人間臭い場所と、獣臭い場所の境で見られる。
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不明 ヤハズソウ(矢筈草)
一見して、マメ科の植物と判断したのだが、この時点では未同定。花を見れば見当が付くかもしれないと思った。
2012年はまったく生えなかった。
2013年に数メートル離れた場所に生えた。観察の結果、ヤハズソウと判明した。
ヤハズソウ(矢筈草) マメ科ヤハズソウ属
Kummerowia striata
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カナムグラ(鉄葎・金葎・葎草) アサ科カラハナソウ属
Humulus scandens
カナムグラは、綱引きをする(?)と、手強い相手である。
2012年の春には子葉を見ることができた。
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コアカソ(小赤麻) イラクサ科カラムシ属
Boehmeria spicata
2011年6月から、葉の先端が亀の尾状に伸びる形が気になっていた。この日の観察で、コアカソと同定できた。イラクサ科の存在も知った日である。
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ダイコンソウ(大根草) バラ科ダイコンソウ属
Geum japonicum
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スケバハゴロモ(透羽羽衣)
時々見かける。今までは、翅が朽ち抜けているように見えた。また、動かないので、蛾の死骸と思っていた。
整理するのに当たり、Webで調べたら、「スケバハゴロモ」らしい。
翅がないように見えたのは、翅が透けて見えたためだった。
蛾のように見えたが、スケバハゴロモ(透羽羽衣)は、蛾や蝶のチョウ目(鱗翅目)の昆虫ではなかった。カメムシ目(半翅目)、ヨコバイ亜目のハゴロモ科の昆虫だった。
ヨコバイ亜目には、セミ科・ハゴロモ科・アオバハゴロモ科・アワフキムシ科・アブラムシ科などが含まれる。
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)の「
進化しんかする昆虫図鑑こんちゅうずかん」から、カメムシ目(半翅目)、ヨコバイ亜目のページで、エゾハルゼミ、スケバハゴロモ、ホシアワフキと見比べたら同じような顔をしていた。
なお、調べついでに、カメムシ。カメムシもカメムシ目(半翅目)だが、ヨコバイ亜目とは別の亜目。カメムシ目(半翅目)、カメムシ亜目の中で、いくつかの科に分かれている。
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雰囲気がササキリの幼虫(キリギリス科)
画像19 ウツギ 果実
ウツギ(空木) アジサイ科ウツギ属
Deutzia crenata
別名 ウノハナ。また、ビロードウツギという呼び名もあるとのこと。
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ミズタマソウ(水玉草) アカバナ科ミズタマソウ属
Circaea mollis
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キツネノボタン(狐牡丹) キンポウゲ科キンポウゲ属
Ranunculus silerifolius var.
glaber
キツネノボタンについては、
2011.08.07 -2 の文末を参照のこと。
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ノブキ(野蕗) キク科ノブキ属
Adenocaulon himalaicum
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不明、未整理
画像25の植物、その後、答えは出たのだが、この稿の執筆時点では思い出せない。
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