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フィールドワークの未整理画像

フィールドワークの未整理画像を、私的索引と併せて、活用できるようにしたい。と、思い忍者ブログの場を借りて、整理を始めた。 標準的な和名で整理を進めるつもり。その、同定については、「当たらずといえども遠からず」が目標である。 上手く整理できたら、過去の山岳地帯での、フィールドワークの未整理画像も整理してみたいと思っている。 「画像、植物名などに、極端な誤りがありましたらご指摘いただけるとありがたいです」

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2013.11.30 -2

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.11.30          Data :WG3_882
画像数が多いので2回に分けた。その2回目。
2013.11.30 -1 からの続き

画像 1~画像28 東の尾根



画像21  リュウノウギク・舌状花が萎れはじめてきた 

リュウノウギク(龍脳菊)    YMPC1608.JPG ~YMPC1637.JPG
キク科キク属 
Chrysanthemum makinoi

リュウノウギクは11月9日が初見。いつも風に揺れている。


リョウブ(令法)  YMPC1638.JPG ~YMPC1640.JPG 黄葉、画像割愛。
マルバアオダモ(丸葉青椨) YMPC1641.JPG ~YMPC1643.JPG 40φ 樹皮、撮影失敗。



画像22  センブリ 

センブリ(千振)    YMPC1644.JPG ~YMPC1652.JPG
リンドウ科センブリ属    
Swertia japonica




画像23  冬芽・コアジサイ?? 

コアジサイ(小紫陽花) アジサイ科アジサイ属 Hydrangea hirta
の冬芽。    YMPC1653.JPG ~YMPC1661.JPG
もしかすると、
シロバナコアジサイ(白花小紫陽花) Hydrangea hirta f. albiflora
かも知れない。
朽木倒木の傍らにあったが、花をまだ見ていない。
この場所は、2013年の7月から訪れ始めた。




画像24  葉柄赤色の冬芽 

南側・この春に観察していた一角にあった。   YMPC1662.JPG~YMPC1664.JPG
春に一気に伸びた奇数複葉、葉柄赤色の樹の冬芽。
春のこと、観察対象外だった幼木が、奇数複葉を一気に展開していた。初夏になると、同じような葉があちこちで目に付いたが、同定できなかった。
当時、ヤマウルシ(山漆)であろうか、それともヤマハゼ(山櫨)であろうかと悩んだことがある。




画像25  葉が残っていた。ヤマウルシであろう 

画像24 の反対側、北の藪の中の低い位置にあった。葉が画像24 と同様に思えた(画像25)。
葉の様子が、ヤマウルシ(山漆)のように思えた。
「複葉の幹に近い小葉が小さい」、ヤマウルシの特徴のひとつである。



画像26  冬芽と葉痕(維管束痕) 

仮 ヤマウルシ(山漆)   YMPC1665.JPG~YMPC1679
ウルシ科ウルシ属
Toxicodendron trichocarpum




画像27  ヤブムラサキ 冬芽 




画像28  ヤブムラサキ 果実 

ヤブムラサキ(藪紫)    YMPC1680.JPG ~YMPC1709.JPG
シソ科ムラサキシキブ属
Callicarpa mollis
VERBENACEAE クマツヅラ科 から LAMIACEAE シソ科 に変わっている。
画像27 には冬芽と葉痕(維管束痕)が写っているが、画像が悪く、参考にならない。
画像28 の果実を見て、萼や果柄に毛が多いのに気付いた。ムラサキシキブの萼や果柄は毛が多いものと思った。 
しかし、後日(2013‎年‎12‎月‎14‎日)、別の個体(ムラサキシキブ)の果実を見て、この個体(画像28 )と違うことに気付いた。
ムラサキシキブの果実は、概ね、上向き。




画像29  サラシナショウマ 果実 




画像30  サラシナショウマ 葉 

サラシナショウマ(晒菜升麻)  観察株  YMPC1710.JPG~YMPC1724.JPG 
キンポウゲ科サラシナショウマ属 
Cimicifuga simplex

沢筋で観察していたサラシナショウマと、イヌショウマ(犬升麻)は、イノシシに掘られて姿を消してしまったが、ここの観察株はどうにか残った。
9月の台風で、茎頂の花穂は折れてしまったが、茎の枝分かれから伸びた小さな花穂が立派に成長してくれた。
もっとも、この観察株のすぐ傍に、新しいイノシシの獣道ができてしまったので、心配の種は尽きない。




画像31  イカリソウ 葉 

イカリソウ(碇草・錨草)    YMPC1725.JPG~YMPC1727.JPG
メギ科イカリソウ属
Epimedium grandiflorum var. thunbergianum

サラシナショウマの根元にイカリソウの葉があったので撮影しておいた。
いつイノシシに掘られてもおかしくない位置である。




画像32  対生に冬芽 




画像33  葉も対生 




画像34  冬芽と葉が対生 

仮 ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)    YMPC1728.JPG ~YMPC1751.JPG
スイカズラ科スイカズラ属
Lonicera gracilipes var. glandulosa

突然に、道端の葉、枝が対生の木本が目に付いた。冬芽も対生である。
この日は判断できなかったが、後日、あちこちで、似たような枝を見かけるようになった。
ミヤマウグイスカグラの幼木か、若い枝であろうと思うようになった。
春になったら、ミヤマウグイスカグラの成木と比較して見ようと思っている。




画像35  ウツギの若い枝 




画像36  ウツギ 今年の果実 


ウツギ(空木)    YMPC1752.JPG~YMPC1769.JPG
アジサイ科ウツギ属
Deutzia crenata

ウツギの若い枝と果実を撮影してみた。葉は対生。葉の縁に小さな鋸歯が時々ある。




画像37  ヤマジノホトトギス 果実 

ヤマジノホトトギス(山路杜鵑)    YMPC1770.JPG~YMPC1783.JPG
ユリ科ホトトギス属
Tricyrtis affinis

9月27日に撮影したヤマジノホトトギスが果実になっていた。9月27日の画像を貼る記事は、まだまだ先のこととなりそうだ。
ヤマジノホトトギス、果実は熟すと先が3裂する。

漢字表記の「杜鵑」は鳥のホトトギス。 ホトトギスの鳴く頃に花が咲くことによるものという。が、ヤマジノホトトギスが咲くのは8月過ぎである。


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