忍者ブログ

フィールドワークの未整理画像

フィールドワークの未整理画像を、私的索引と併せて、活用できるようにしたい。と、思い忍者ブログの場を借りて、整理を始めた。 標準的な和名で整理を進めるつもり。その、同定については、「当たらずといえども遠からず」が目標である。 上手く整理できたら、過去の山岳地帯での、フィールドワークの未整理画像も整理してみたいと思っている。 「画像、植物名などに、極端な誤りがありましたらご指摘いただけるとありがたいです」

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2013.12.22 -2

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.22          Data :WG3_883
画像数が多いので2回に分けた。その2回目。

画像14~画像24 東の尾根
画像25~画像28 主尾根
画像29  北のこぶへの、西尾根


北西の強い日。

■ツクシハギ(筑紫萩) 観察樹の後ろに、常緑樹あり。葉が互生。葉先の突起が特徴。基部は丸みあり。強風のため撮影不可。




画像14  センブリ 果実  




画像15  センブリ 果実  




画像16  センブリ 萎れた葉  




画像17  センブリ 果実  

センブリ(千振)   YMPC3157.JPG~YMPC3182.JPG
リンドウ科センブリ属 
Swertia japonica

センブリは、風のため、樹に寄り掛かっていた個体を撮影。




画像18  小さな芽吹き  




画像19  葉と冬芽  




画像20  樹皮と古い葉痕  




画像21  新しい葉 対生  




画像22  古い葉  

未同定の新観察樹 YMPC3184.JPG~YMPC3198.JPG

左手の藪の中に小さな芽吹きが見えたので近づいてみた。
葉は対生(互生のようにも見える)。ゆるやかな粗い鋸歯のある常緑樹。

藪の中。と、いうことが気に掛かるが、どうにか継続観察をしたいものである。




画像23  アラカシ 葉と冬芽  




画像24  アラカシ 冬芽  

アラカシ(粗樫)   YMPC3202.JPG ~YMPC3213.JPG
ブナ科コナラ属  
Quercus glauca




画像25  鍔に特徴あり  

仮 ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)   YMPC3214.JPG~YMPC3231.JPG
スイカズラ科スイカズラ属 
Lonicera gracilipes var. glandulosa

鍔(つば)状のものが目立つ。
画像 1~画像 2 の観察樹と同じ種類と思われる。




画像26  対生の冬芽  

仮 ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)   YMPC3232.JPG~YMPC3252.JPG
スイカズラ科スイカズラ属 
Lonicera gracilipes var. glandulosa

これも、画像 1~画像 2 の観察樹と同じ種類と思われる。




画像27  対生の冬芽  




画像28  枝先の冬芽・樹皮の様子   

ニシキギの隣の樹   YMPC3253.JPG~YMPC3261.JPG

ガマズミの仲間と思うようになってきた。画像28 の樹径、8mmφ。前回(2013.12.01)の観察の画像50~画像52 の樹である。葉が落ちて、冬芽が目立つようになっていた(画像28)。




画像29  ノササゲ 反り返った莢と、種子   

ノササゲ(野豇豆・野大角豆)   YMPC3262.JPG~YMPC3267.JPG
マメ科ノササゲ属 
Dumasia truncata

開いた莢の形が明らかに変わってきた。莢の反り返り具合が面白い。
●莢は紫色、種子は濃い青色。モニタでは発色が違うが、画像ではどうなるのだろうか。


尾根筋は強風が吹き荒れていたが、谷筋に下りたら、うそみたいに風が静かになってしまった。

 追記
12月28日は第4土曜日で、休みの訳だったが、緊急の用事ができてしまった。午前で用事は済んだが、出そびれてしまった。
12月29日の最終日曜日は、早朝から下痢。下痢に加えて、結膜下出血(白目の部分に起こる出血)。そんなことで、出掛けそびれてしまった。
ということで、締めくくりの丘陵散歩がないままに、2013年は終わってしまった。

PR

2013.12.22 -1

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.22          Data :WG3_883
画像数が多いので2回に分けた。その1回目。

画像14~画像24 東の尾根
画像25~画像28 主尾根
画像29  北のこぶへの、西尾根


北西の強い日。

●植栽のドウダンツツジ 葉は落ちていた。
●黒い果実 スイカズラ(吸葛)であろう。果柄、極短い。1cmほどのものもある。
●観察樹 サンショウ(山椒) 葉は落ちていた。
●観察樹 コゴメウツギ(小米空木) 葉は落ちていた。

●ダンコウバイ(壇香梅) 冬芽目立つ。

●シラヤマギク(白山菊) 観察株。風強く、撮影は諦める。
●オトコヨウゾメ(男莢迷) 葉落ち、冬芽のみ。
●ツクバネウツギ(衝羽根空木) 冬芽、ごく小さい。

●イヌヨモギ(犬蓬) 立ち枯れていた。
●ウリカエデ(瓜楓) 目測樹高10m超え

●ベニバナボロギク(紅花襤褸菊) 姿を消していた。

●ウツギ(空木)(観察樹)に絡んでいるのはスイカズラ(吸葛)であろう。葉の様子による。



画像 1  対生の冬芽  




画像 2  対生の冬芽  

観察樹   YMPC3043.JPG~YMPC3069.JPG
ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)の幼木であろう
冬芽 一皮むける。 変化は??




画像 3  冬芽  




画像 4  ひこばえの冬芽(頂芽)  




画像 5  ひこばえの冬芽(側芽)は対生  

赤い実の観察樹   YMPC3070.JPG~YMPC3099.JPG
ガマズミの仲間の予定。変化は判らない。




画像 6  フジ 冬芽と葉痕  




画像 7  フジ 冬芽と葉痕・維管束痕  

フジ(藤)   YMPC3100.JPG~YMPC3120.JPG
マメ科フジ属 
Wisteria floribunda




画像 8  ヤマボウシ 冬芽(葉芽)  




画像 9  ヤマボウシ 冬芽(葉芽)  




画像 10  ヤマボウシ 樹皮  

ヤマボウシ(山法師)   YMPC3121.JPG~YMPC3129.JPG
ミズキ科ミズキ属
Cornus kousa subsp. kousa

小さな冬芽が目に付いた。画像で確認すると、ヤマボウシの葉芽のようであった。


●フジ(藤) 尾根寄りにも、今春のMARKINGがあった。




画像 11  対生の冬芽  




画像 12  対生の冬芽  

道端の枝対生幼樹   YMPC3130.JPG ‎~YMPC3144.JPG

この記事を書きながら、ガマズミの仲間であろうと思うようになった。


●対岸・遠目に今春のMARKING。確か、フジ(藤)だった。色々と葉が茂るようになると、対岸に渡って観察する意欲は失せてしまった。そして、そのままにしてしまったものである。




画像 13  コクサギ 冬芽  

コクサギ(小臭木)   YMPC3156.JPG
ミカン科コクサギ属
Orixa japonica

日陰の樹林にコクサギの冬芽が目立った。撮影は失敗多数。どうにか観られるのは、この画像のみ。





2013.12.15

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.15          Data :WG3_883

画像 1~画像 7 北のこぶ
画像 8~画像13 主尾根
画像14~画像18 東の尾根


北西の強い日。北のくぼから入り、獣道を辿り、北のこぶの東尾根の北支尾根に出た。

●コウヤボウキ(高野箒)も葉は互生。幼木は、葉の付き方が、ナガバノコウヤボウキ(長葉高野箒) に似る。
●イヌツゲ(犬黄楊) 虫こぶが目立つ。18φ 2.5mH すらっと伸びている。
●ハリギリ(針桐)の幼木
●獣道経由で北支尾根に出る。




画像 1  モミジイチゴ 葉も茎も色付いていた  




画像 2  モミジイチゴ 冬芽  




画像 3  モミジイチゴ 冬芽  

モミジイチゴ(紅葉苺)   YMPC2833.JPG~YMPC2850.JPG
バラ科キイチゴ属 
Rubus palmatus var. coptophyllus

以前から気になっていたちょっと葉の形が違うモミジイチゴを撮影。ついでに冬芽も撮影。
このモミジイチゴ、葉も茎も色付いていた。




画像 4  ニガイチゴ 葉  




画像 5  ニガイチゴ 冬芽  




画像 6  ニガイチゴ 冬芽  

ニガイチゴ(苦苺)    YMPC2851.JPG~YMPC2853.JPG ・ YMPC2866.JPG~YMPC2874.JPG
バラ科キイチゴ属 
Rubus microphyllus

モミジイチゴの隣にニガイチゴがあったので撮影した。
その内に簡易ノギスでも入手して、携行するようにしないといけないだろう。




画像 7  マルバアオダモ 冬芽  

マルバアオダモ(丸葉青椨)   YMPC2854.JPG~YMPC2865.JPG
モクセイ科トネリコ属 
Fraxinus sieboldiana

そして、隣にはマルバアオダモの幼木もあった。特徴的な冬芽により、マルバアオダモの幼木と判った。
この場所の、モミジイチゴ・ニガイチゴ・マルバアオダモは新しい観察対象になるかも知れない。




画像 8  フジ 冬芽と葉痕  




画像 9  フジ 冬芽と葉痕  

フジ(藤)   YMPC2875.JPG~YMPC2895.JPG
マメ科フジ属 
Wisteria floribunda

幼木なのだろうが、形が珊瑚を連想させるような枝振りが目を惹く。
道端のコナラの傍にあった。位置的には観察し易そうである。




画像10  未同定 オトコヨウゾメ 冬芽  




画像11  未同定 オトコヨウゾメ 冬芽  

観察し易い高さの木本があった。   YMPC2899.JPG~YMPC2904.JPG
ちょっとした藪の中だが、継続観察の対象候補とした。
追記 2014年4月、オトコヨウゾメ(男莢迷) スイカズラ科ガマズミ属 Viburnum phlebotrichum と判明。



画像12  ゴンズイ 冬芽(側芽)と葉痕  




画像13  ゴンズイ 冬芽(頂芽)と葉痕  

ゴンズイ(権萃)   YMPC2908.JPG~YMPC2918.JPG
ミツバウツギ科ゴンズイ属
Euscaphis japonica

ゴンズイの若木が目に付いた。ちょっと高めだが、冬芽と葉痕を撮影してみた。
ゴンズイは私にとって初めて知ることになった「ミツバウツギ科」。ミツバウツギ科は、兎も角として、ゴンズイは、樹皮の縦筋が顕著。そして、果実も果柄も濃淡があるが赤色で、珊瑚(さんご)を連想させる。
今までは、成木だけが目に付いて、高すぎて、十分な観察ができなかった。この若木をしばらく観察してみようと思っている。




画像14  アラカシ 冬芽  




画像15  アラカシ 葉の様子  

アラカシ(粗樫)   YMPC2920.JPG~YMPC2927.JPG
ブナ科コナラ属  
Quercus glauca

●アラカシの冬芽の色の違い。




画像16  アブラツツジ   

アブラツツジ(油躑躅) 観察樹   YMPC2929.JPG~YMPC2937.JPG 
ツツジ科ドウダンツツジ属 
Enkianthus subsessilis




画像17  ネズミモチ 果実   




画像18  ネズミモチ 樹皮   

ネズミモチ(鼠黐)   YMPC2938.JPG~YMPC2943.JPG
モクセイ科イボタノキ属 
Ligustrum japonicum

ネズミモチの果実は、この丘陵地帯の常緑樹では、その色合いが目立つので撮影したが、風でぶれてしまっている。




画像19  クサギ 冬芽(頂芽)   




画像20  クサギ 冬芽(頂芽)   




画像21  クサギ 冬芽(側芽)と葉痕・維管束痕   




画像22  クサギ 冬芽(頂芽)と葉痕・維管束痕   




画像23  クサギ 葉痕・維管束痕   

クサギ(臭木)   YMPC2992.JPG~YMPC2996.JPG
シソ科クサギ属 
Clerodendrum trichotomum

風のため、継続観察していた果実と萼は、撮影失敗。代わりに、どうにか、幼木の冬芽と葉痕・維管束痕を撮影してみた。




画像24  イノシシの糞に白い菌糸   

イノシシの糞   YMPC3016.JPG~YMPC3042.JPG

まだ瑞々しく新しいイノシシの糞に白い菌糸。菌糸の出ていない糞もある。

20数年前に、別のフィールドでイノシシの痕跡探しをしたことがある。
その当時は、イノシシは注意深い獣で、糞などは人目に触れる所にしない。と、いうのが定説だった。ところが、この丘陵地帯では、ところ構わず、歩きながら放って(※ 1)いるようだ。

※ 1 放る(ひる)=脱糞



2013.12.14 -2

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.14          Data :WG3_883
画像数が多いので2回に分けた。その2回目。

画像 1~画像25 東の尾根
画像26~画像29 北のこぶへの、西尾根
画像30~画像34 北のこぶの東尾根




画像18  リュウノウギク 舌状花が萎れ、葉が色付いていた  




画像19  リュウノウギク 1週間の花の変化は判らない  

リュウノウギク(龍脳菊)   YMPC2710.JPG~YMPC2721.JPG
キク科キク属 
Chrysanthemum makinoi




画像20  ネズミモチ 葉は対生  




画像21  ネズミモチ 葉と、樹皮  

ネズミモチ(鼠黐)   YMPC2725.JP~YMPC2733.JPG
モクセイ科イボタノキ属 
Ligustrum japonicum

もしかして、サカキ(榊)がありやしないかと、全縁の葉を付けた樹を眺めながら歩いていると、ネズミモチがよく目に付いた。
すでに、緑色の葉を付けた樹木は常緑樹だけになってしまっている。




画像22  コナラ 殻斗  




画像23  コナラ 冬芽  

コナラ(小楢)   YMPC2734.JPG~YMPC2742.JPG
ブナ科コナラ属 
Quercus serrata

●北側のコナラ。殻斗(かくと)が残っていた。




画像24  ツクシハギ 果実  

ツクシハギ(筑紫萩) 観察樹   YMPC2746.JPG~YMPC2751.JPG
マメ科ハギ属 
Lespedeza homoloba

このツクシハギの果実は、風で、撮影難であった。




画像25  ガマズミの仲間??  

北の藪側、倒木の傍。   YMPC2752.JPG~YMPC2760.JPG
朽ちた倒木で根元が不明。藪に入らなくとも観察できるのだが、撮影するには高さがやや高め。
春の新葉の状態で、観察をしようかと思ったが、三脚が不安定で、諦めていた。
その後、赤色の果実が付いていた。ガマズミの仲間だったかも知れない。
今回、冬芽が見えたので、どうにか、撮影してみた。




画像26  アオツヅラフジの果実  

アオツヅラフジ(青葛藤)   YMPC2761.JPG~YMPC2766.JPG
ツヅラフジ科アオツヅラフジ属
Cocculus trilobus

特に意図があった訳ではないが、アオツヅラフジの果実を撮影してみた。
なお、アオツヅラフジは草本だと思っていたが、木本(蔓性木本)であった。




画像27  ノササゲ 莢と種子  




画像28  ノササゲ 莢の付け根 蔓は細い  




画像29  ノササゲ 豆(種子)  

ノササゲ(野豇豆・野大角豆)   YMPC2767.JPG~YMPC2784.JPG
マメ科ノササゲ属
Dumasia truncata




画像30  ムラサキシキブ 果実  




画像31  ムラサキシキブ 果実  




画像32  ムラサキシキブ 冬芽と葉痕  

ムラサキシキブ(紫式部)   YMPC2785.JPG~YMPC2811.JPG
シソ科ムラサキシキブ属  
Callicarpa japonica
VERBENACEAE クマツヅラ科 から LAMIACEAE シソ科 に変わっている。

2013.11.30画像28 のヤブムラサキの果実と比較のこと。




画像33  コナラ 冬芽  




画像34  コナラ 樹皮の様子  

コナラ(小楢)   YMPC2812.JPG~YMPC2832.JPG
ブナ科コナラ属 
Quercus serrata

山の陰で、夕刻であったが、ムラサキシキブの撮影のついでに、コナラの冬芽と樹皮を撮影した。


2013.12.14 -1

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.14          Data :WG3_883
画像数が多いので2回に分けた。その1回目。

画像 1~画像25 東の尾根
画像26~画像29 北のこぶへの、西尾根
画像30~画像34 北のこぶの東尾根

虫こぶを果実と勘違いし、イヌツゲ(犬黄楊)を初めて意識した日。

●エゴノキ(Styrax japonica)の幹にイノシシの泥跡。こすり付けた泥が、高さ95cmまで付いていた。
●ダンコウバイ(壇香梅) この1週間で葉が落ちた。
●竹林に柿の果実あり。

●ガンクビソウ(雁首草) 結実前に、中途で枯れてしまった。
●シラヤマギク(白山菊) 観察株 冠毛なくなった。




画像 1  イヌツゲ イヌツゲメタマフシ  




画像 2  イヌツゲ 葉  




画像 3  イヌツゲ 樹皮  

イヌツゲ(犬黄楊)   YMPC2614.JPG~YMPC2628.JPG
モチノキ科モチノキ属
Ilex crenata

●葉の長さ2cm程度の常緑樹に、10φ程度の果実(画像 1)。葉は互生。新観察樹。
と、メモに記してあった。
今まで、意識していなかった樹木。直感は庭木のツゲ(黄楊・柘植)。
帰宅後調べると、イヌツゲ(犬黄楊)のようだった。果実と思ったものは、虫こぶ(虫癭)のイヌツゲメタマフシのようだった。

葉による判別。ツゲは葉は対生で、全縁。イヌツゲは、葉が互生。そして、イヌツゲは、葉先の鋸歯が独特の葉の形をなしている。それなので、明るさがあれば、葉先の部分の形をちょっと見ればすぐに判る。




画像 4  アラカシ 冬芽  




画像 5  アラカシ 冬芽  




画像 6  アラカシ 葉の様子  

アラカシ(粗樫)   YMPC2629.JPG~YMPC2637.JPG
ブナ科コナラ属
Quercus glauca

●観察し易い高さの幼木があった。葉の長さは8cm程度。葉先の1/3ほどの鋸歯が顕著。先端は尾状に突き出ている。
調べてみたら、アラカシ(粗樫)のようだった。




画像 7  アラカシ ひこばえの葉  




画像 8  アラカシ 樹皮 30φ程度  

アラカシ(粗樫)   YMPC2638.JPG~YMPC2643.JPG

●画像 4~画像 6 のアラカシの幼木の先に進むと、うぐいす色のひこばえの葉があった。
調べてみると、葉の形から、これも、アラカシ(粗樫)のようだった。




画像 9  トウギボウシ 果実・種子のはじけた後  

トウギボウシ(唐擬宝珠)   YMPC2644.JPG~YMPC2652.JPG
ユリ科ギボウシ属 
Hosta sieboldiana

枯れ残っている草本が目に付いた。果実の殻が三つに裂けていた。ユリ科の雰囲気である。
この様な姿を見たのは初めてかも知れない。この尾根を登りだしたのが11月23日からなので、何が生えていたかは定かではないが、立ち姿から、トウギボウシを連想した。
正解は、来夏。




画像10     




画像11     




画像12    

★ 画像10~画像12 は、同じ枝先の冬芽。メモが欠落していて、何の意図で撮影したのか不明。2013.11.30の記録画像 5 とは、芽鱗の形状が違うが、リョウブ(令法)の冬芽のようだ。




画像13  ヒサカキ(柃)の蕾  

ヒサカキ(柃)    YMPC2671.JPG~YMPC2679.JPG
ツバキ科ヒサカキ属 
Eurya japonica

足元のヒサカキに仁丹(じんたん)粒くらいの大きさの黒っぽいものが付いていた。
画像で確認すると蕾のようだった(画像13)。また、枝先には冬芽のようなものが写っている。冬芽のようなものについては、次の観察時にはきちんと確認してみたい。




画像14  ミズナラ??の葉  

ミズナラの葉と思い撮影してみた。   YMPC2680.JPG~YMPC2682.JPG
●画像13 のヒサカキの近く。ミズナラ(水楢)の葉はコナラ(小楢)に似ているが、葉柄が極めて短いとのこと。コナラの葉は、約1cmの葉柄があるとのこと。

ブナ科コナラ属の見極めはまだまだ時間が掛かりそうである。



画像15  ミズナラ 冬芽  




画像16  ミズナラ 冬芽  

ミズナラ(水楢)   YMPC2683.JPG ~YMPC2694.JPG
ブナ科コナラ属
Quercus crispula

コナラ・2013.12.01 -3 の記録の画像42 と比べると、明らかに葉柄が短い。

まだ、コナラ・ミズナラなどを明確に同定できる実力はないので、継続観察の対象とする。



画像17  路上の獣糞  

10φ程度の獣糞があった。   YMPC2695.JPG~YMPC2709.JPG
記録撮影をしただけで、ほぐした訳ではないが、種子のみのようにみえた。太さは、イタチの仲間の糞のようだが、途切れ具合と、土の上ということで、イタチの仲間の糞ではないと判断した。
さらに、獣毛の類は見えないので、イタチなどの肉食獣のものではない。
不明のままである。


もしかして、サカキ(榊)がありやしないかと、葉並びを目安に覗いてみるが、近付いてみると、ヒサカキばかりである。 ●ヒサカキ は、葉裏すべすべ。
●ヒサカキ 葉は、互生。葉先は鈍く、元は絞られる。葉柄はないか、短い。


プロフィール

HN:
権兵衛
性別:
非公開

P R