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フィールドワークの未整理画像

フィールドワークの未整理画像を、私的索引と併せて、活用できるようにしたい。と、思い忍者ブログの場を借りて、整理を始めた。 標準的な和名で整理を進めるつもり。その、同定については、「当たらずといえども遠からず」が目標である。 上手く整理できたら、過去の山岳地帯での、フィールドワークの未整理画像も整理してみたいと思っている。 「画像、植物名などに、極端な誤りがありましたらご指摘いただけるとありがたいです」

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2013.12.08 -1

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.08          Data :WG3_883
画像数が多いので2回に分けた。その1回目。

画像13~画像21 東の尾根

画像22~画像28 北のこぶへの、西尾根
画像29 北のこぶ
画像30~画像33 北のくぼ

北西風のため撮影は少なかった。

●不明草、落葉に蔽われ、枯れたのか、なくなったのかどうなったのか不明。
●シラヤマギク(白山菊) 観察株 冠毛ない。風のため、観察撮影休み。
●ガンクビソウ(雁首草)1週間の変化ほとんど感じられない。黄色、そのまま。




画像 1  クサギ 果実を落とした萼  




画像 2  クサギ 果実  

クサギ(臭木)   YMPC2323.JPG~YMPC2330.JPG
シソ科クサギ属 
Clerodendrum trichotomum



画像41  クサギ 蕾  

今のところ、2013年11月23日分からの記事が先行している。11月18日以前の記事は何時のことになるか分からないので、試行的に古い画像を貼ってみた。
記録が未整理だが、このクサギは、7月21日から継続観察を始めたようだ。
rem E:\PICS\E10_882




画像 3  イヌヨモギ 花を付けない茎の葉  




画像 4  イヌヨモギ 花を付ける茎の葉  

イヌヨモギ(犬蓬)   YMPC2335.JPG~YMPC2346.JPG
キク科ヨモギ属 
Artemisia keiskeana

イヌヨモギは、花はまだ付いている。風の合間に、葉の様子を撮影して見た。

●ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)は、まだ咲いている株がある。風が強く、撮影はしなかった。



画像 5  メナモミ 花の名残  




画像 6  メナモミ 茎の様子  

メナモミ(雌生揉)   YMPC2347.JPG~YMPC2358.JPG
キク科メナモミ属
Sigesbeckia pubescens




画像 7  メナモミ 葉に潜むナミテントウ?  




画像 8  ヤハズソウ 果実  

ヤハズソウ(矢筈草)   YMPC2359.JPG~YMPC2367.JPG
マメ科ヤハズソウ属 
Kummerowia striata

ヤハズソウの果実は小さな世界である。




画像 9  ガマズミの仲間 枝の冬芽  




画像10  ガマズミの仲間 ひこばえの茎頂部  

ガマズミの仲間 観察樹   YMPC2368.JPG~YMPC2382.JPG

●アザミ 行方不明




画像11  サラシナショウマ 果実  

サラシナショウマ(晒菜升麻) 継続観察中   YMPC2383.JPG~YMPC2391.JPG
キンポウゲ科サラシナショウマ属 
Cimicifuga simplex




画像12  イノシシの糞  

獣道の乗越(のっこし)状の所に割りと新しいイノシシの糞があった。1週前の12月1日にはなかったので、それ以降のものである。
以前もこの場所でイノシシの糞を見ている。イノシシは歩きながら放る(ひる)ようだ。




画像13  ヤブムラサキ 果実  

ヤブムラサキ(藪紫)   YMPC2398.JPG~YMPC2403.JPG
シソ科ムラサキシキブ属 
Callicarpa mollis

この日は風の隙間に、どうにか、ヤブムラサキの果実が撮影できた。萼・果柄ともに毛深いようだ。




画像14  リュウノウギク 古い花  




画像15  リュウノウギク 新しい花  

リュウノウギク(龍脳菊)   YMPC2404.JPG~YMPC2415.JPG
キク科キク属 
Chrysanthemum makinoi

リュウノウギクは、舌状花が萎れ、薄紫色になっていた(画像14)。隣の株の蕾だったものが花を咲かせていた(画像15)。


2013.12.08 -2 へ続く

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2013.12.01 -3

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.01          Data :WG3_883
画像数が多いので3回に分けた。その3回目。

画像35~画像43 東の尾根
画像44~画像53 主尾根
画像54~画像59 北のこぶへの、西尾根
画像60 北のこぶ

リョウブ(令法)の果実(画像40)からの記録



画像40  リョウブ 果実  




画像41  リョウブ 果実  

リョウブ(令法)   YMPC2128.JPG ~YMPC2139.JPG 
リョウブ科リョウブ属 
Clethra barbinervis




画像42  コナラ 冬芽と葉痕  

コナラ(小楢)   YMPC2140.JPG~YMPC2148.JPG
ブナ科コナラ属
Quercus serrata

画像39 のコナラ 幼樹とは別の樹




画像43  ネジキ 枝先の冬芽と葉痕  

ネジキ(捩木)   YMPC2158.JPG~YMPC2163.JPG
ツツジ科ネジキ属 
Lyonia ovalifolia var. elliptica

画像35~38 のネジキとは別の樹




画像44  枝先の冬芽  




画像45  枝先の冬芽  




画像46  樹皮・幹12mm、枝2mm程度  

画像44~46 観察樹   YMPC2164.JPG~YMPC2187.JPG
画像データ  未整理   YMPC2188.JPG~YMPC2199.JPG

モミジの仲間
11月23日にその存在に気付いたモミジの仲間。11月23日画像10 種名同定待ちのモミジ のその後である。




画像47  センボンヤリ 冠毛、果実のなくなった花床  

センボンヤリ(千本槍)   YMPC2200.JPG~YMPC2211.JPG
キク科センボンヤリ属
Leibnitzia anandria




画像48  ニシキギ 萎みかけた果実  




画像49  ニシキギ 枝の先と中途の冬芽  

ニシキギ(錦木)   YMPC2212.JPG~YMPC2223.JPG
ニシキギ科ニシキギ属
Euonymus alatus

葉が落ちて、見通しの好くなった藪の中にニシキギの萎みかけた果実を見出した。





画像50  冬芽  




画像51  小枝から出た葉  




画像52  枝先の冬芽  

画像50~画像52 は、ニシキギの隣の樹。   YMPC2224.JPG~YMPC2253.JPG
ニシキギと同様で、葉が落ちて、見通しの好くなった藪の中に見出した。




画像53  ニシキギの樹皮とセミの抜け殻  

ニシキギの幹のセミの抜け殻   YMPC2254.JPG~YMPC2265.JPG
藪の中からニシキギを見たら、セミの抜け殻が付いていた。抜け殻は長さ20mm程度。ヒグラシかツクツクボウシではないかと推測したが、実力不足で、種名は同定できない。
しかし、風も当たったのだろうが、脱皮殻が落ちることなく残っているのが不思議だった。




画像54  ノササゲ 莢と種子  




画像55  ノササゲ 莢と種子  




画像56  ノササゲ 莢と種子  




画像57  ノササゲ 葉  

ノササゲ(野豇豆・野大角豆)   YMPC2266.JPG~YMPC2283.JPG
マメ科ノササゲ属
Dumasia truncata

その色が際立って目立つ豆果を見た。「S字。正面、左下から右上へ蔓が巻き上がる。莢、種子もコバルトブルー」と、メモにあった。 この日が初見のノササゲの果実であった。

ノササゲの漢字表記や和名については時間があったら別記しておきたい。




画像58  ヤマハギ 冬芽  




画像59  ヤマハギ 果実  

ヤマハギ(山萩)   YMPC2284.JPG~YMPC2310.JPG
マメ科ハギ属
Lespedeza bicolor




画像60  未同定のアザミ  

いつまで経っても同定できないアザミ   YMPC2311.JPG~YMPC2322.JPG



2013.12.01 -2

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.01          Data :WG3_883
画像数が多いので3回に分けた。その2回目。

画像35~画像43 東の尾根
画像44~画像53 主尾根
画像54~画像59 北のこぶへの、西尾根
画像60 北のこぶ

ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽) 昨年の観察樹(画像22)からの記録



画像22  ミヤマウグイスカグラ・冬芽  

ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽) 
スイカズラ科スイカズラ属 
Lonicera gracilipes var. glandulosa

この画像22 の2012年の観察株は、今年(2013年)は果実は見られなかった。




画像23  クサギ・果実のなくなった枝  




画像24  クサギ・果実  




画像25  クサギ・果実  

クサギ(臭木) 
シソ科クサギ属 
Clerodendrum trichotomum

果実が沢山付いていた頃は、果実の重みで枝が垂れていた。しかし、果実がなくなるにつれて、垂れ具合が少なくなり、高い位置になってきて、撮影が大変になってきた。




画像26  クサギ・冬芽と葉痕・維管束痕  

このクサギは冬芽の変化する様子の観察・撮影ができるかも知れない。




画像27  アザミ 総苞、粘らない  





画像28  モミジイチゴ 冬芽  




画像29  モミジイチゴ 冬芽  

モミジイチゴ(紅葉苺)
バラ科キイチゴ属
Rubus palmatus var. coptophyllus

モミジイチゴの冬芽を撮影して見た。
このモミジイチゴは、もしかしたら、新たな観察株になるかも知れない。
夏季の日照条件のこともあるので、場合によっては、芽吹きか、開花までの観察になってしまうかも知れない。




画像30  ガマズミの仲間 冬芽  





画像31  フジ 莢の中の種子  




画像32  フジ 莢の中の種子  




画像33  フジ 莢の中と外側  

フジ(藤)   YMPC2062.JPG~YMPC2079.JPG
マメ科フジ属
Wisteria floribunda




画像34  落葉 ハリギリ(針桐)??  

YMPC2080.JPG~YMPC2082.JPG
大きめな掌状の葉。2011年から、落葉の頃になると、気になっているのだが、樹種不明のまま。
この日、初めて、落葉を撮影してみた。




画像35  ネジキ 果実  




画像36  ネジキ 冬芽  




画像37  ネジキ 割れてきた果実  




画像38  ネジキ 樹皮 幹径2cm  

ネジキ(捩木)   YMPC2083.JPG~YMPC2124.JPG
ツツジ科ネジキ属 
Lyonia ovalifolia var. elliptica




画像39  コナラ 幼樹  

コナラ(小楢)   YMPC2125.JPG~YMPC2127
ブナ科コナラ属
Quercus serrata


北側の観察樹

2013.12.01 -3 へ続く

2013.12.01 -1

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.12.01          Data :WG3_883
画像数が多いので3回に分けた。その1回目。

画像35~画像43 東の尾根
画像44~画像53 主尾根
画像54~画像59 北のこぶへの、西尾根
画像60 北のこぶ

歩き始めは静穏なり。しかし、マルバハギの枝は揺れていた。



画像 1  ドウダンツツジ・果実 



画像 2  ドウダンツツジ・冬芽 



画像 3  ドウダンツツジ・果実の中は空 



画像 4  ドウダンツツジ・果実の様子 

ドウダンツツジ(満天星躑躅)   植栽 YMPC1821.JPG~YMPC1847.JPG
ツツジ科ドウダンツツジ属
Enkianthus perulatus

風が静かだったので、植栽のドウダンツツジを覗いて観た。
前回までは、鮮やかな紅葉と果実に気をとられていたが、今回は、冬芽の存在に気付いた(画像 2)。
果実は、割れて種子をこぼしたもの、割れ始めたもの、まだ割れていないものなど色々であった。
2014年1月4日に覗いたときは、冬芽が赤・朱色になり遠くからも目立った。




画像 5  マルバハギ・果実 



画像 6  マルバハギ・果実 

マルバハギ(丸葉萩)   YMPC1848.JPG~YMPC1862.JPG
マメ科ハギ属
Lespedeza cyrtobotrya

風は穏やかなのだが、マルバハギの枝はいつも揺れている。
果実は探すのが大変なほど少なくなっていた。




画像 7  シラヤマギク・冠毛と果実 

シラヤマギク(白山菊) 観察株 YMPC1863.JPG~YMPC1880.JPG
キク科シオン属 
Aster scaber

シラヤマギクは、果実が少なくなり、花床が大分見えてきた。




画像 8  ツクバネウツギ・枝先の果実と萼- 




画像 9  ツクバネウツギ・冬芽  




画像10  ツクバネウツギ・果実と萼- 




画像11  ツクバネウツギ・果実と萼- 

ツクバネウツギ(衝羽根空木)    YMPC1881.JPG~YMPC1901.JPG
スイカズラ科ツクバネウツギ属
Abelia spathulata var. spathulata

葉がすっかり落ちてしまうと、ツクバネ(衝羽根)の謂れにもなった萼が目立ち、ツクバネウツギの存在を知らせてくれる。




画像12  オトコヨウゾメ・萎びた果実  




画像 9  オトコヨウゾメ・冬芽  

オトコヨウゾメ(男莢蒾) 山側の観察樹   YMPC1902.JPG~YMPC1925.JPG
スイカズラ科ガマズミ属
Viburnum phlebotrichum

枝先に赤い実の2個付く樹。 ガマズミの仲間。

オトコヨウゾメの漢字表記の「男莢蒾」について
オトコヨウゾメの和名の謂れが定かでない。そして、推測もできない。「ヨウゾメ」は「ガマズミ」を指す中部地方の特定地域の表現とのこと。ヨウゾメの漢字表記もないようである。
ガマズミの仲間なので、ガマズミに当てている「莢蒾」の表記で問題ないような気がする。 もっとも、突然に、「莢蒾」の漢字を見ても、「ガマズミ」と読める訳ではない。



画像61  オトコヨウゾメ 

日付順に記事を書いていれば、画像61 のオトコヨウゾメの花の様子の画像は貼る必要はない。
今のところ、2013年11月23日分からの記事が先行している。2012年の記事は何時のことになるか分からないので、試行的に古い画像を貼ってみた。
rem E:\PICS_86-87\CF1G-9




画像14  ミヤマウグイスカグラ・冬芽  




画像15  ミヤマウグイスカグラ・枝の中途の冬芽  

ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)    YMPC1926.JPG~YMPC1937.JPG
スイカズラ科スイカズラ属 
Lonicera gracilipes var. glandulosa

観察株ではないが、仮 ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)としている、2013.11.30 に掲載のの画像32~画像34と似ている冬芽の状態を見たので撮影した。




画像16  コアジサイ・果実  




画像17  コアジサイ・葉  




画像18  コアジサイ・果実と葉  

コアジサイ(小紫陽花)    YMPC1938.JPG~YMPC1964.JPG
アジサイ科アジサイ属 
Hydrangea hirta

通りすがりに花を見ただけだが、この場所は、コアジサイだった。
花のないときに、コアジサイと、シロバナコアジサイ(白花小紫陽花)の区別は付くものなのだろうか。




画像19  ツクバネウツギ・葉  




画像20  ツクバネウツギ・果実と萼  




画像21  ツクバネウツギ・果実  

ツクバネウツギ(衝羽根空木)    YMPC1965.JPG~YMPC1985.JPG

画像 8~画像11とは別の株だが、黄葉した葉が付いていたので撮影してしまった。
画像21の果実に白っぽく写っているのは種子だろうか。


2013.12.01 -2 へ続く

2013.11.30 -2

丘陵地帯での観察・撮影記録
2013.11.30          Data :WG3_882
画像数が多いので2回に分けた。その2回目。
2013.11.30 -1 からの続き

画像 1~画像28 東の尾根



画像21  リュウノウギク・舌状花が萎れはじめてきた 

リュウノウギク(龍脳菊)    YMPC1608.JPG ~YMPC1637.JPG
キク科キク属 
Chrysanthemum makinoi

リュウノウギクは11月9日が初見。いつも風に揺れている。


リョウブ(令法)  YMPC1638.JPG ~YMPC1640.JPG 黄葉、画像割愛。
マルバアオダモ(丸葉青椨) YMPC1641.JPG ~YMPC1643.JPG 40φ 樹皮、撮影失敗。



画像22  センブリ 

センブリ(千振)    YMPC1644.JPG ~YMPC1652.JPG
リンドウ科センブリ属    
Swertia japonica




画像23  冬芽・コアジサイ?? 

コアジサイ(小紫陽花) アジサイ科アジサイ属 Hydrangea hirta
の冬芽。    YMPC1653.JPG ~YMPC1661.JPG
もしかすると、
シロバナコアジサイ(白花小紫陽花) Hydrangea hirta f. albiflora
かも知れない。
朽木倒木の傍らにあったが、花をまだ見ていない。
この場所は、2013年の7月から訪れ始めた。




画像24  葉柄赤色の冬芽 

南側・この春に観察していた一角にあった。   YMPC1662.JPG~YMPC1664.JPG
春に一気に伸びた奇数複葉、葉柄赤色の樹の冬芽。
春のこと、観察対象外だった幼木が、奇数複葉を一気に展開していた。初夏になると、同じような葉があちこちで目に付いたが、同定できなかった。
当時、ヤマウルシ(山漆)であろうか、それともヤマハゼ(山櫨)であろうかと悩んだことがある。




画像25  葉が残っていた。ヤマウルシであろう 

画像24 の反対側、北の藪の中の低い位置にあった。葉が画像24 と同様に思えた(画像25)。
葉の様子が、ヤマウルシ(山漆)のように思えた。
「複葉の幹に近い小葉が小さい」、ヤマウルシの特徴のひとつである。



画像26  冬芽と葉痕(維管束痕) 

仮 ヤマウルシ(山漆)   YMPC1665.JPG~YMPC1679
ウルシ科ウルシ属
Toxicodendron trichocarpum




画像27  ヤブムラサキ 冬芽 




画像28  ヤブムラサキ 果実 

ヤブムラサキ(藪紫)    YMPC1680.JPG ~YMPC1709.JPG
シソ科ムラサキシキブ属
Callicarpa mollis
VERBENACEAE クマツヅラ科 から LAMIACEAE シソ科 に変わっている。
画像27 には冬芽と葉痕(維管束痕)が写っているが、画像が悪く、参考にならない。
画像28 の果実を見て、萼や果柄に毛が多いのに気付いた。ムラサキシキブの萼や果柄は毛が多いものと思った。 
しかし、後日(2013‎年‎12‎月‎14‎日)、別の個体(ムラサキシキブ)の果実を見て、この個体(画像28 )と違うことに気付いた。
ムラサキシキブの果実は、概ね、上向き。




画像29  サラシナショウマ 果実 




画像30  サラシナショウマ 葉 

サラシナショウマ(晒菜升麻)  観察株  YMPC1710.JPG~YMPC1724.JPG 
キンポウゲ科サラシナショウマ属 
Cimicifuga simplex

沢筋で観察していたサラシナショウマと、イヌショウマ(犬升麻)は、イノシシに掘られて姿を消してしまったが、ここの観察株はどうにか残った。
9月の台風で、茎頂の花穂は折れてしまったが、茎の枝分かれから伸びた小さな花穂が立派に成長してくれた。
もっとも、この観察株のすぐ傍に、新しいイノシシの獣道ができてしまったので、心配の種は尽きない。




画像31  イカリソウ 葉 

イカリソウ(碇草・錨草)    YMPC1725.JPG~YMPC1727.JPG
メギ科イカリソウ属
Epimedium grandiflorum var. thunbergianum

サラシナショウマの根元にイカリソウの葉があったので撮影しておいた。
いつイノシシに掘られてもおかしくない位置である。




画像32  対生に冬芽 




画像33  葉も対生 




画像34  冬芽と葉が対生 

仮 ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)    YMPC1728.JPG ~YMPC1751.JPG
スイカズラ科スイカズラ属
Lonicera gracilipes var. glandulosa

突然に、道端の葉、枝が対生の木本が目に付いた。冬芽も対生である。
この日は判断できなかったが、後日、あちこちで、似たような枝を見かけるようになった。
ミヤマウグイスカグラの幼木か、若い枝であろうと思うようになった。
春になったら、ミヤマウグイスカグラの成木と比較して見ようと思っている。




画像35  ウツギの若い枝 




画像36  ウツギ 今年の果実 


ウツギ(空木)    YMPC1752.JPG~YMPC1769.JPG
アジサイ科ウツギ属
Deutzia crenata

ウツギの若い枝と果実を撮影してみた。葉は対生。葉の縁に小さな鋸歯が時々ある。




画像37  ヤマジノホトトギス 果実 

ヤマジノホトトギス(山路杜鵑)    YMPC1770.JPG~YMPC1783.JPG
ユリ科ホトトギス属
Tricyrtis affinis

9月27日に撮影したヤマジノホトトギスが果実になっていた。9月27日の画像を貼る記事は、まだまだ先のこととなりそうだ。
ヤマジノホトトギス、果実は熟すと先が3裂する。

漢字表記の「杜鵑」は鳥のホトトギス。 ホトトギスの鳴く頃に花が咲くことによるものという。が、ヤマジノホトトギスが咲くのは8月過ぎである。


プロフィール

HN:
権兵衛
性別:
非公開

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