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フィールドワークの未整理画像

フィールドワークの未整理画像を、私的索引と併せて、活用できるようにしたい。と、思い忍者ブログの場を借りて、整理を始めた。 標準的な和名で整理を進めるつもり。その、同定については、「当たらずといえども遠からず」が目標である。 上手く整理できたら、過去の山岳地帯での、フィールドワークの未整理画像も整理してみたいと思っている。 「画像、植物名などに、極端な誤りがありましたらご指摘いただけるとありがたいです」

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2011.07.03

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.07.03          Data :CF1G

画像 1~画像 5 南の峠
画像 6~画像 9 北のこぶ直下、東尾根
画像10~画像11 北の湿地付近


画像 1  


画像 2  まだ開ききらない花
サラシナショウマ(晒菜升麻) キンポウゲ科サラシナショウマ属 Cimicifuga simplex
サラシナショウマではないので保留


画像 3  近寄り難い藪の中
ニガイチゴ(苦苺) バラ科キイチゴ属 Rubus microphyllus

長いこと十把一絡げで、木苺と呼んでいた。そして、モミジイチゴ(紅葉苺)以外は名前を知らなかった。が、昨年(2012)から、目に付いたものから、和名を憶えるようにした。
画像 3を撮影した時点では、ニガイチゴの名は知らずに、木苺だった。
近寄り難い藪の中に、果実が沢山見られた。


画像 4  これから伸びる


画像 5  
サラシナショウマ(晒菜升麻) キンポウゲ科サラシナショウマ属 Cimicifuga simplex

サラシナショウマをしっかりと観察してみたいと思うのだが、ままならない。


画像 6  花茎もこれから伸びる


画像 7  花芽と花茎
トウギボウシ(唐擬宝珠)ユリ科ギボウシ属 Hosta sieboldiana
別名: オオバギボウシ,ハヤザキオオバギボウシ,ウノハナギボウシ,ウツリギボウシ,アツバギボウシ

長いこと、オオバギボウシ(大葉擬宝珠)と思っていたが、現在、和名は「トウギボウシ」と表記されるようになったらしい。
GKZさんのGKZ植物事典トウギボウシの解説が参考になった。以下、引用。
解説

トウギボウシは、キジカクシ科(←ユリ科)の多年草である。牧野の植物図鑑では、オオバギボウシの別名としてトウギボウシは扱われている。その後、日本海側に自生の見られるものはトウギボウシであり、太平洋側のそれはオオバギボウシという等との区別もされているが、いずれにしても連続した植物であり、トウギボウシの母種はオオバギボウシであるというような説で落ち着いているようである。(ただし、学名の上では、その逆になっている。)花茎の高さは0.5~1.5m程度に至る大型のギボウシである。葉は卵形または卵状楕円形、6~7月頃に淡紫色の花を見せる。


画像 8  紫陽花を食べていた
---  バッタの仲間

植栽と思われるアジサイに虫が乗っていた。



画像 9  
オカトラノオ(岡虎尾) サクラソウ科オカトラノオ属 Lysimachia clethroides


画像10  


画像11  
ヤブカンゾウ(藪甘草・藪萱草) ユリ科ワスレグサ属 Hemerocallis fulva var. kwanso


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2011.06.19

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.06.19          Data :CF1G

画像 1~画像 2 東の尾根

東の尾根のコアジサイ(小紫陽花)が咲いてはいないかと気になり出掛けた。
用事を済ませてから、午後から出掛けた。午後からで、時間が足らないので、丘陵散歩は東の尾根だけだった。

この時点では、東の尾根のコアジサイの開花が楽しみだった。まだ、「白い蕾と見えたものは、結実した若い果実だった」と、いうことに気付いていなかった。
この日は、残念なことに、湿気でレンズがくもり、東の尾根のコアジサイの撮影は失敗した。


画像 1  
コゴメウツギ(小米空木) バラ科コゴメウツギ属 Neillia incisa

コゴメウツギの学名は、日本植物学名検索システム、通称(YList)の検索から、Neillia incisa を採用した。
Webで検索すると、コゴメウツギの学名として、Stephanandra incisa を記載しているサイトが多かった。
「Stephanandra」が、日本語で、「コゴメウツギ」属。はたして、「Neillia」は、何属になるのだろうか。
Webでは、「Stephanandra incisa」のsynonym(シノニム)として、「Neillia incisa」が、表記されているサイトが多かった。しかし、YListでは、「Neillia incisa」のsynonymとして、「Stephanandra incisa」が記載されていた。
参考にしたProf. Summer's Web Garden のWebページ「Neillia incisa」も、YListと同様だった。


画像 2  
ムラサキシキブ(紫式部) クマツヅラ科ムラサキシキブ属 Callicarpa japonica

ムラサキシキブの花芽というのか、蕾というのかを撮影。明るさが足らなく、風で揺れて、おまけに、手ブレの画像だが、参考になるので掲載しておく。

2011.06.26

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.06.26          Data :CF1G

画像 1~画像 5 南の峠
画像 8~画像18 東の尾根




画像 1  



画像 2  



画像 3  

オカトラノオ(岡虎尾) サクラソウ科オカトラノオ属 Lysimachia clethroides



画像 4  



画像 5  

ヒヨドリバナ(鵯花) キク科ヒヨドリバナ属 Eupatorium makinoi

ヒヨドリバナは、学名など難しげな植物である。



画像 6  



画像 7  

コアカソ(小赤麻) イラクサ科カラムシ属 Boehmeria spicata

コアカソは、一見、草本のようであるが、木本である。
落葉半低木。雌雄同株。葉の先端は亀の尾状に伸び、基部はくさび形。
このときは、未だ植物名も知らず、葉の先端が亀の尾のように伸びる姿が気になり、撮影した。



画像 8  



画像 9  



画像10   

ネズミモチ(鼠黐) モクセイ科イボタノキ属 Ligustrum japonicum

ネズミモチは、常緑小高木とのこと。タマツバキ という別名もあるとのこと。



画像11  

不明 ミズナラ(水楢)または、コナラ(小楢)



画像12   



画像13   



画像14   



画像15   

ムラサキシキブ(紫式部) クマツヅラ科ムラサキシキブ属 Callicarpa japonica



画像16   



画像17   

ネジキ(捩木) ツツジ科ネジキ属 Lyonia ovalifolia var. elliptica

ネジキは、別名にカシオミノ・カシオシミがある。どのような漢字を当てているのだろうか。
この日は、結実して、若い果実を付けていた。



画像18   

アブラツツジ(油躑躅) ツツジ科ドウダンツツジ属 Enkianthus subsessilis

アブラツツジの、若い果実の画像である。
葉の裏面には油を塗ったような光沢があるとのことだが、まだ、葉の裏面を見たことがない。


2011.05.22

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.05.22          Data :CF1G

画像 8~画像 9 北の湿地


画像 1  
ツルニチニチソウ(蔓日日草) キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属 Vinca major

ツルニチニチソウは、スギ林の道の脇。植栽の逸出(いつしゅつ)したものと思われる。
初見は、2006年か、2005年頃。山岳地帯でヒメイワカガミ(姫岩鏡)の観察の帰路、林道脇にて。当時、Webで調べたが不明だった。


画像 2  


画像 3  


画像 4  
エイザンスミレ(叡山菫) スミレ科スミレ属 Viola eizanensis

画像 2は、花後の結実。画像 3は、閉鎖花が写っている。
来年(2012)は、花を見てみたいと思った。


画像 5  
ジンガサハムシ(陣笠葉虫)、甲虫目 カブトムシ亜目 ハムシ科 カメノコハムシ亜科

「ジンガサムシ」と記憶していたが、記載に当たり、Webで確認したら、「ジンガサハムシ」だった。


画像 6  


画像 7  
不明。

有茎種のスミレのような気がしたが、その後の観察もしていない。画像で確認できる托葉が、ヒントの一つになるかも知れない。


画像 8  


画像 9  
キショウブ(黄菖蒲) アヤメ科アヤメ属 Iris pseudacorus

植栽したものが野生化したと思われる。

2011.06.12

丘陵地帯での観察・撮影記録
2011.06.12           Data :CF1G

画像 6~画像 14 東の尾根
画像15~画像17 北のこぶ
画像18~画像20 北の湿地




画像 1  


画像 2  


画像 3  


画像 4  
コアジサイ(小紫陽花) アジサイ科アジサイ属 Hydrangea hirta

沢沿いのスギ林。薄暗い所で、白い小さな花を咲かせている植物に出遭った。植物名は後で知るのだが、コアジサイだった。
高さが10cmくらい。葉は、アジサイの葉に似ていた。白い清楚とも言える小さな花に魅せられてしまった。
もっとも、スギ林の薄暗い所なので、肉眼では白っぽいものにしか見えなかった。
ローアングル三脚だったので、どうにか撮影できた。風に揺れていなかったら、鮮明に撮影できたことと思う。

花が白いので、
シロバナコアジサイ(白花小紫陽花) Hydrangea hirta f. albiflora
かも知れない。
学名の種小名(hirta)の後の「f.」は、その後に品種名(albiflora)付くことを示しているそうだ。「f.」は、「forma」の略記とのこと。


画像 5  
サラシナショウマ(晒菜升麻) キンポウゲ科サラシナショウマ属 Cimicifuga simplex
 
ここのサラシナショウマは、木陰の薄暗い場所。いつも、風に揺れていて、どうしても上手く撮影できない。


画像 6  
ニガナ(苦菜) キク科ニガナ属 Ixeridium dentatum

崩壊地の縁にて。


画像 7  


画像 8  


画像 9  
コアジサイ(小紫陽花) アジサイ科アジサイ属 Hydrangea hirta

葉が、アジサイの葉に似ていた。
この場所へは、白い蕾にどんな花が咲くのか楽しみに通った。しかし、通いつめても、花は咲かなかった。
白い蕾と見えたものは、結実した若い果実だった。そのことに気付くのにはしばらくの時間が掛かった。


画像10  


画像11   
ネジキ(捩木) ツツジ科ネジキ属 Lyonia ovalifolia var. elliptica

ネジキの花は、ちょっと遅かったようだ。
ネジキの別名に、「カシオミノ」、「カシオシミ」というのがあるとのこと。


画像12   
リョウブ(令法) リョウブ科リョウブ属 Clethra barbinervis


画像13   


画像14   
ミズナラ(水楢)または、コナラ(小楢)


画像15   


画像16   
オカトラノオ(岡虎尾) サクラソウ科オカトラノオ属 Lysimachia clethroides


画像17   
--- 植栽と思われる


画像18   


画像19   
ドクダミ(蕺草) ドクダミ科ドクダミ属 Houttuynia cordata

和名の「ドクダミ」のいわれは、「毒痛み」からの転訛らしい。


画像20   
オモダカ(沢瀉) オモダカ科オモダカ属 Sagittaria trifolia

プロフィール

HN:
権兵衛
性別:
非公開

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